あるべき場所に…
その名も、シロバナタンポポ。見たまんまですね![]()
自然界での分布は、本州の関東以西~四国、九州ですが、なぜか北海道でも松前の一部に自生があります。ただし、北海道は自然分布でない可能性が高いんだとか。
そんな花が、何故我が家にあるのかといえば、去年の夏に入手する機会があったから…
というわけでして、別に深い意味はありません。
しかし植物に限ったことではありませんが、本来の自生地外に生物を持ち出すという事は、常に周囲の生態系に影響を与える可能性を持っています。
影響と言っても良くも悪くも色々ですが、あまり良い方向に転ぶことは無いでしょうね。特にこの場合はタンポポですし、セイヨウタンポポの二の舞にならないとも限らない。おまけに単為生殖もする。
種子を飛散させないようにするだけでなく、花粉の漏出にも気をつける必要があるという意味では、一種のバイオハザードの危険を常に抱えているとも言える![]()
増やしてみたい気もあるけれど、増やした個体を迂闊に他人に渡して良いものか?在来種を圧迫する危険はないか?
その前に在来種なんてこの辺りには残ってないか…
ともかく、隔離栽培しておくのが無難ですね。生き物であっても、そうでなくても、あるべき場所に置いておくのが正しい姿なのでしょう。
外来種問題といえば、アライグマとか、ウシガエル、カミツキガメ、セイタカアワダチソウ、セイヨウタンポポ等々、海外から日本に持ち込まれた生物ばかりが取り沙汰されますが、逆に日本から海外に持ち出された生物が猛威を振るう例も数多いことをご存知でしょうか。イタドリや葛なんかが典型例ですが、自然界の摂理に則った生活をするのがベストであるように出来ているんですね。
| 固定リンク
「ガーデン」カテゴリの記事
- バイテクって何だっけ?(2008.07.19)
- 百合、開花ラッシュ!(2008.07.16)
- 野生の面影(2008.07.07)
- 百合の季節がやってきた!(2008.07.05)
- あるべき場所に…(2008.05.03)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1019040/20743316
この記事へのトラックバック一覧です: あるべき場所に…:


コメント
植物は管理するのが一番難しいからねぇ…
だから外来種が多いのでは
外来植物は意図的なものが多いけど結局それも管理ミスで増えたみたいなものだしね…
そこら辺がこれからの園芸家たちの課題だと自分は思う。
投稿 コッコ | 2008年5月 4日 (日) 10時01分
コッコさん>同感…
時、既に遅しっていう気もするけれど、海外から持ち込んだ植物を簡単にホイホイ売って大丈夫かっていう問題があるよねぇ~
動植物にくっついた目に見えないような病害虫の検疫はえらく厳しいくせに、意図的に移動させる生物自体が持つ危険性にはトコトン疎い体制ってどんなもんよ…
投稿 Planter | 2008年5月 4日 (日) 19時10分