染井吉野のこれから
そういえば、このブログの背景はサクラでしたね(5月3日現在)。
品種は多分、いま日本で一番一般的な品種として知られるソメイヨシノです。
最近テレビを見ていたら、ソメイヨシノが危機に直面しているというような内容を放送していた。
なんでも、桜の幹の内部が腐って空洞化した結果、枯死・またはいつ倒れるかわからない状態になっている木が増えているという事らしい。直接の原因はコフキサルノコシカケというキノコの菌が、桜の木にできた傷口から侵入し、心材を腐らすためだとか。
コフキサルノコシカケが増加した原因は、都市部を中心に乾燥化が進んだからではないかとの事。真面目に見ていたわけでは有りませんが、多分ヒートアイランド等との関連を言いたかったのでしょう。東京の事ですし。
でも、コレってホントに異変なんだろうか?
ただ単に寿命なんじゃね?って言うのが正直な僕の感想です。
種子が殆ど出来ず、接木で更新されているソメイヨシノは、その特性ゆえ短命なことでも知られています。ソメイヨシノという桜の起源は未だ謎が多く、木1本あたりの寿命についても諸説ありますが、ソメイヨシノ寿命60年説が有力なようです。
60年といえば、丁度終戦の時期と一致しています。戦後、復興の折に一斉に植えられた桜が、そろそろ寿命を迎えるとしたら?
やっぱり、桜の材腐れを根拠に、環境の異変と直接結びつけるというのは、少々早とちりに思えるんですが、いかがでしょう。
北海道の桜の大部分は山桜なので、ソメイヨシノがどうであろうと花見事情にあまり大きな影響は及ばないんですがね。でもこうして考えてみると、サクラほど経済に多大な影響を与えつつ、人々の活動を振り回し続けている花もないでしょう。
温暖化と見られる影響で桜前線は狂い始め、九州南部の桜の存続が危ぶまれる昨今、今度はヒトがサクラを翻弄することになるのだろうか。いい気はしない。
サクラは今も昔も変わらずに、春の風物詩であってほしい。
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