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陸の孤島

春の花を探して、アポイ岳に行ってきました。

風化したカンラン岩と海風に護られて生き残った、氷河期の箱庭。
それが、アポイ岳。

森の中に突如現れる、岩場のお花畑。
そんな不思議な山を、歩いてきました。

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アポイキンバイ

1
アポイアズマギク

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エゾキスミレ

1_4
サマニユキワリ

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ヒダカイワザクラ


語る言葉は必要ないでしょう。
どれも日高の固有種で、他の地域では見られない植物たち。

狭い狭い場所で、どれほどの年月を生きてきたんだろう。


そして、何とか見られたヒダカソウ。

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もう、花を付ける個体は数個体だけ。
ほんの30年ほど前まで、一面ヒダカソウのお花畑が広がっていたなど、想像もできません。

氷河期が終わって地球が暖かくなると同時に安住の地を追われ、やっと辿り着いたアポイでは盗掘に遭い、盗掘が止まればシカに食べられ、ハイマツの海に飲み込まれてゆく。
この受難の花が生き残ってゆく道は、あるのだろうか。

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