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初夏の胆振

初夏の花を見に、胆振まで行ってきました。

6月の胆振といえば、海岸や湿原の原生花園が見事。
国道を車で走っていても、紫や黄色、オレンジなどの花の群れが見られます。

同じ頃、森の中で密かに花を咲かせる植物があります。
そろそろ見頃かな?と見当をつけて適当に森に行ったら、あっさりと見られました。

1
スズムシソウ
野生で見たのは初めてです。森の緑に埋もれるように、さりげなく咲いていますが、何とも不思議な形です。

Photo
カキツバタ@白老

Photo_2
エゾキスゲ@白老
国道横の草原に咲き乱れています。ニッコウキスゲとはひと味違う、優しい雰囲気の花です。


Photo_3
サギスゲ@苫小牧
森の中の湿原に、ホワホワした綿毛が一面に揺れている様子には目を疑いました。最近は超マイナーな花スポットに時々行きますが、身近にこんなに素晴らしい環境が残っていたんだ!と、驚かされます。見られたことが嬉しくもあり、消えてしまわないか不安でもあり。

風景というのは、街なり畑なり、人間の生活圏が全てだと勘違いしてしまいがちなもの。街や田畑が出来る前、そこは「生き物の世界」だったんですよね。

湿地や原野の生き物なんて、もうカケラくらいしか残っていないけれど、元々そこに居た生き物を見つけると、何だか切ないような頼もしいような、複雑な想いに後ろめたくなる。

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