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十五夜も過ぎ、やっと秋らしい天気の訪れ。
熱気立ち込め、ひとつの生き物のように活気づいた夏草野道にススキの穂が立ち上がると、秋の訪れを感じます。

ひと気のない田園地帯をチャリで走り抜けると、風と草擦れの音だけが静かにざわめく草原に、ススキが穂をなびかせていました。

ススキといえば、最近では十五夜の時くらいしか注目されない、身近な割には影の薄い草っていう気もしますが、道路脇の草むらや、線路沿い、空き地など、人が手を加えた土地が好きな里の植物です。

それにしても、ススキを見ると何故だか郷愁に飲み込まれそうになる。
生まれ育った町は、ススキなんて無いコンクリートジャングルだったのに、どうしてだろう。
どこか物悲しいような、それでいて優しく儚い雰囲気が、そう感じさせるのかなぁ。

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でも、「これは綺麗!」と思ってシャッターを切っても、イマイチ雰囲気が伝わらないのは残念なところ。
秋の夕陽に輝くシルエットは、時に息を飲むほど美しいのに。




人里で見られるススキですが、たまにはこんな場所にも。

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渓谷の岩場に揺れるススキ。
平地のものより小柄だけど、自然の中にたくましく生きる姿もカッコイイ!

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