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一日一草 -オシャグジデンダ-

樹上で生きるシダ。最終章です。

最終章に持ってきてみたけれど、実際目に触れる機会は一番多い種類かもしれません。沢のそばに生えている広葉樹の幹を見ると、手が届く位置に着いていたりもします。
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櫛の歯のような、いかにもシダらしい姿。
すでに気づいた方もいるかもしれませんが、この写真は冬に撮影したものです。ホテイシダは夏緑性、イワオモダカは常緑性ですが、オシャグジデンダは冬に葉を広げ夏に落葉する、冬緑性です。

なので、初夏の樹上を見上げると、タイミングがよければ紅葉したオシャグジデンダを見ることができます。
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新緑まぶしいミズナラとは対照的に、赤銅色に染まったオシャグジデンダ。
この季節は地上のランやイチヤクソウに目を奪われがちで、頭上で密かに進む仲間はずれな紅葉に気づく人は殆どいません。
秋口には再び芽を出し、くるくると巻いた新葉を展開します。

冬場も緑色のままで過ごすオシャグジデンダですが、あまり寒さや乾燥に晒されると葉をクルクルと縮こめてやり過ごします。100301131p3010029
寒そう…

ところで、オシャグジデンダという名前はお寺に因んでいるそうです。
興味をもってくれた人は調べてみて。

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