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ツツジの実生

昨秋採種したツツジたちが、立派に育ってきました。

庭木としてお馴染みのツツジの仲間は、色々な種類があります。
そして、簡単に結実するので、種子を得やすいグループでもあります。

そんなわけで、夏に綺麗なツツジが咲いている場所に目を付けて、果実が完熟する晩秋を見計らって種子を採り、実生にチャレンジしてみました。_3260680
ツツジの種子は微細なので、播種床を用意したら適当にばらまきます。
種子サイズは、エゾムラサキツツジ、ヤマツツジ、サツキ等は1mm未満で細長く、クロフネツツジ、ヤシオツツジ類などはひとまわり大きく1mm程度で丸っこく、レンゲツツジは2~3mmで薄く、膜質の翼があります。

苗を得るためには、病原体が繁殖しづらい貧栄養条件の用土を用意する必要があるので、今回の種播きではプラスチックの弁当ケースにピートモス(泥炭)を敷いたものを播種床にしました。基本的には自生地での発芽条件を再現することが最も確実です。
用土は刻んだ水苔でも大丈夫ですが、移植時に根が絡みそうな気がしたので、無難な泥炭をチョイスしました。

何だか胡散臭さしか漂ってこない育苗光景ですが、弁当ケースは輪ゴム1本で止めれば湿度と温度を一定に保つプロパゲータになるので、合理的で便利なことに最近気付きました。

播種後3ヶ月。
育ってきた苗の様子は…

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エゾムラサキツツジ。
葉の両面にまぶしたような白い鱗片が生じ、エゾムラサキらしい特徴が出てきました。
これくらいの生育ステージから、形態に種の特徴が表れ始めます。

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レンゲツツジ。
これは裏庭の老木が最近衰弱が進んできたので、枯死する前にと実生更新を試みたものです(要するにバックアップ)。葉の表面に荒毛が生え、葉脈が明瞭になりつつあります。

少し成長が遅めな気もしますが、4年くらいで開花まで漕ぎつけるでしょう。
春暖かくなって、外に出しても大丈夫になったら、火山礫と泥炭の混合用土を作って植え広げようか。

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