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小秋日和

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雪解けの森で見つけた、ミズナラの落ち葉とドングリ。

この前書いたアカナラは市街地に植えてあったドングリでしたが、今度は北海道に昔から生育しているミズナラです。

動物に食べられたりせずに春を迎えられた幸運なドングリは、雪が溶ける頃には地面の下に根を伸ばし、春を迎えます。桜が散る頃には、小さくも逞しい枝葉が開きます。

地面に張り付いた枯れ葉に目を凝らしていると、面白いものが見えてきます。
たとえば、ツチグリ。
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キノコファンの方々にはお馴染みですが、乾湿によってトランスフォームするキノコです。牛革のように強靭な外皮は1年位は腐らないので、発生ポイントを知っていれば季節を問わず見られる種類でもあります。

湿っている時は外皮がスタンドのように立ち上がって、胞子が入った内皮を雨滴に当てて胞子を噴き出します。乾くとクルクル丸まり、風に吹かれてコロコロと…旅するキノコに変わります。

秋の名残に目が向かないくらい鮮やかな春の生き物たちも、そろそろ目を覚ますころ。

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野山のはなし」カテゴリの記事

コメント

ツチグリ、なかなか外皮の良い状態の個体に縁がなくていつもあまりしっかり撮らないのです。
好きなんですけどねぇ(-ω-; 

大学二年の時に初めて見た時はエイリアンの卵かと思いました笑

投稿: じーく | 2011年4月30日 (土) 00時37分

じーくさん>図鑑で見るような綺麗なツチグリは少ないですよね。幼菌から開きかけた段階で腐ってしまって、あぁ残念…という個体が多い気がします。

自分もツチグリファンですが、写真に撮りたくなるくらい綺麗に開いた個体は、これも含めて3~4回くらいしか見たことがありません(笑)

写真の個体は20個くらいまとまって転がっていたうちの一つですが、特に形が綺麗な個体を選んで撮ってみました。

投稿: Planter | 2011年4月30日 (土) 21時40分

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